KAWASEDO GUIDE
COTレポートとは?FX投機筋ポジションの見方
COTレポートは、米商品先物取引委員会(CFTC)が公表する先物市場の建玉データです。FXでは投機筋の偏りやポジション変化を把握するために利用されます。
Long・Short・Netの意味
Longは買い建玉、Shortは売り建玉です。NetはLongからShortを引いた値で、プラスならネットロング、マイナスならネットショートです。為替道はTraders in Financial FuturesのLeveraged Moneyを表示します。
Netの水準だけでなく、前週差と時系列を見ることが重要です。ネットショートのままでもマイナス幅が急速に縮小していれば、売りポジションの巻き戻しが進んでいます。
USD・JPY・EURを同じグラフで見る
三通貨のNetを重ねると、ポジションの方向と転換タイミングを比較できます。ただしUSDは米ドル指数先物、JPYとEURは各通貨先物で、契約規模や市場構造が異なります。絶対値だけで単純比較せず、各系列の過去レンジと変化方向を確認してください。
通貨カードから詳細ページへ移動すると、Long、Short、Netを個別に確認できます。Netが変化した理由がLong増加なのか、Short減少なのかを分けて見ることで、動きの性質を判断しやすくなります。
公表タイミングの注意
建玉の基準日は通常火曜日ですが、公表は通常金曜日です。表示されたポジションはリアルタイムではなく、数日の遅れがあります。木曜や金曜に相場が急変しても、その変化は次回以降のレポートで確認することになります。
休日やCFTCの公表スケジュール変更もあり得るため、観測日を必ず確認します。
逆張り指標としての限界
極端なネットロングやネットショートは反転材料になることがありますが、トレンドが強い間は極端な状態が長く続きます。大きなポジションだから直ちに反転すると考えるのは危険です。
価格トレンド、中央銀行の政策方向、金利差、重要イベントと合わせ、ポジションが積み上がっているのか、解消されているのかを確認する用途が適しています。
為替道ダッシュボードでは、解説した指標を公開データで確認できます。
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